『宗教と社会』投稿案内

1. 投稿規程

【投稿資格】
原則として本学会会員に限る。

【内容構成】
以下、「宗教と社会」ホームページ上のテンプレートの頁数で分量を示す。なお、テンプレート1頁の文字数は全角の場合およそ1,680字である。

(1) 論文(10~15頁)。論文要旨(400字・英文200語)およびキーワード(5個以内)を付ける。なお、頁数には論文要旨およびキーワードを含む。自由論文(投稿・推薦)とテーマ論文(依頼)の両者を掲載する。自由投稿論文は査読付きとする。
(2) 書評(2~4頁)・書評論文(5~8頁)・新刊短評(1頁)。単行本の書評を基本とし、書評論文はテーマ等共通するものを複数同時に取り上げる。新刊短評は書評で取り上げることができなかった一般書や非会員の著作・論集等を取り上げる。対象は日本語に限定しない。いずれも依頼とし、自由投稿は認めない。
(3) 研究ノート・展望(5~8頁)・テーマセッション(10頁)。研究ノートは、論文の形では出しにくい調査資料・研究課題等。展望は、国際学会・シンポジウム・プロジェクトの報告等。テーマセッションは前年度の大会時に開催されたテーマセッションの報告記事とする。研究ノートと展望は依頼・自由投稿の両者を認め、自由投稿は査読付きとする。テーマセッションは依頼とする。

【刊行回数】
年1回の刊行とする(学術大会時に配布)。

【投稿申込・原稿提出】
自由投稿の希望者は、あらかじめ編集委員会までに題名、内容の種別を届け出て、投稿申込の手続きを行う。投稿申込は、原則として8月末日までとし、原稿提出は9月末日までとする。

【抜刷】
版下PDFを希望する著者へ提供する。なお、紙媒体の抜刷の提供は行わない。
(2021年3月31日改正)

2. 執筆要項

2-1 「テンプレート」および「テンプレート使用マニュアル」

投稿原稿の執筆は、本学会ホームページに掲載の所定のテンプレートを用いることを推奨する。テンプレートを用いての執筆要領は、「テンプレート使用マニュアル」を参照すること。

なお、テンプレートは、論文(研究ノート)用・書評(書評リプライ)用・その他(テーマセッションのまとめ)用がある(これらのテンプレートが利用できないときは、本学会事務局まで問い合わせること)。

2-2 原稿作成要領

2-2-1 割付け(レイアウト)

原稿は、Wordに対応したテンプレートに、「テンプレート使用マニュアル」にしたがって執筆する。これらのテンプレートは、A4判を標準にして作成されている。使用にあたって、注意すべき事項は以下の3点である。

(1) 図及び表が1カラムに収まらない場合は2カラム使用する。
(2) 図及び表の横に空白ができても、その空白部には本文を記入しない。
(3) 図、表と本文及び図表相互の間は1行以上余白をとる。

2-2-2 表題等の書き方および本文の位置決め

表題等は、テンプレートファイルに設定されたスタイルに従って記入する。

(1) 和文タイトル・サブタイトル
(2) 和文著者名
(3) 英文タイトル・サブタイトル
(4) 英文著者名(ローマ字で書く)
(5) 和文キーワード
(6) 和文要旨
(7) 英文要旨

2-2-3 表題及び副題の付け方

論文の表題は内容を明確に表現する簡潔なものが望まれる。なお、副題をつける場合には全角ダッシュ(―)を使用する。

2-2-4 要旨の書き方

論文には必ず、本文の前に和文および英文要旨を載せる。

(1) 要旨の長さは、和文400字・英文200語とする。
(2)要旨は、表題・著者名の直下に掲載されるから、表題を読めば分かることを重複して述べる必要はない。
(3) 本文中の図・表・文献は、引用(および参照を指示)しないこと。
(4) 要旨は、途中改行しないで書く。

2-2-5 キーワードの付け方

キーワードは、論文の内容を要約する重要な用語である。これによって論文の分類、検索が迅速になる。

(1) キーワードは、5個とする。
(2)キーワードは全体の内容が推測できるように選ぶ。表題および要旨の中から選ぶのが望ましい。

2-2-6 脚注の書き方

(1) 所属先の脚注は、Wordの脚注機能を使い、1頁の下部に書く。
(2)本文中の註は、Wordテンプレートで作成の場合、脚注機能を使用するのではなく、註番号を上付き文字書式、註本文を「スタイル-註」で書く。なお、本文中の註は、引用文献の直前へ置く。

2-2-7 本文の書き方

(1) 本文 1ページあたりの文字数は、21字×40行×2段=1680字とする。
(2) 本文に図・表を引用するときは、図1、表1、Fig. 1、Table 1 のように書く。
(3) 年号は、通例として、2011年(平成23)のように表記する。
(4) 単位記号は、半角英数字を使用する。
(5) 漢字・カナなどの和文字、英数字、記号類(括弧、その他)のポイントは、変えない。
(6) 本文と式、本文と図や表の間は、1行以上の空白を空けて、見やすくする。
(7)文献を表記する場合は、角括弧を付けて下記のように表示する。なお、翻訳文献の場合は、半角丸括弧を付けて原著出版年も記載する。[上野 1994:35] [Leach 1961:157-158] [コルバン 1993 (1991):33-34]

2-2-8 引用文献の書き方

引用文献の一覧は、本文中に言及された文献と対応している必要がある。本文中に言及された文献はすべて引用文献にあげられ、また引用文献一覧にあがっている文献は本文中に言及されていなければならない。

〔単行本〕

基本的に、著者名、年号、書名、出版社の順で記載する。なお、邦文の書名につく括弧は『 』を用いる。また、出版社名のあとには、「。」をつける。
翻訳された単行本は、著者名、刊行年、書名、翻訳者、出版社を記載する。刊行年は記載例にあるよう、半角丸括弧をつける。
英文の単行本は、邦文の場合と同じであるが、書名はイタリックで記載する。

〔論文〕

基本的に、邦文の場合、著者名、発表年、題名、雑誌名、巻号と号数、掲載ページを記載する。
題名は「 」で括り、雑誌名、書名は『 』で括る。巻号は、(  )で括り、掲載ページが2頁以上の場合、二分ダーシを使用し、終わりには半角ピリオドをつける。
基本的に、英文の場合、著者名、年号、題名、雑誌名、掲載ページを記載する。題名は“  ”で括る。雑誌名はイタリックにする。号数と掲載ページ数ほかに関しては、邦文に示したものと同様である。

〔Webサイトの場合〕

基本的に、ウェブサイトを直接参照する場合は、その名称(欧文は斜体)と( )中にアドレスと最終アクセス年月日を示す。
基本的に、ウェブサイト等に掲載されている記事・発言類を参照する場合は、上記のように,執筆・発言者、公表年(または更新年、記載がない場合は省略可)、タイトル、( )中にアドレスと最終アクセス年月日を示す。

引用文献の記載例

〔単行本の場合〕

竹沢尚一郎 1987『象徴と権力―儀礼の一般理論―』勁草書房。
マクガイア,M. B. 2008 (2002)『宗教社会学―宗教と社会のダイナミックス―』山中弘・伊藤雅之・岡本亮輔訳、明石書店。
Parry, J. P. 1994 Death in Banaras. Cambridge University Press.

〔論文の場合〕

太田好信 1993「文化の客体化―観光をとおした文化とアイデンティティの創造―」『民族学研究』57(4): 383-410.
長谷川清 1993「雲南省タイ系民族における仏教と精霊祭祀」田邊繁治編『実践宗教の人類学』京都大学学術出版会、221-256。
Beteille, Andre 1986 “Individualism and Equality.” Current Anthropology 27(2): 121-134.
Tambiah, S. J. 1973 “From Varna to Caste through Mixed Unions.” In Goody, Jack (ed.), The Character of Kinship. Cambridge University Press, 191-229.

〔ウェブサイト上の情報の場合〕

「宗教と社会」学会 (http://jasrs.org/, 2009.4.17)。
Japanese Association for the Study of Religion and Society (http://jasrs.org/, 2009.4.17).
日本宗教連盟 2008「非暴力による世界平和実現のための声明―チベット情勢をめぐって」(http://www.jaoro.or.jp/activity/state_tibet.html, 2009.4.17)。
The 14th Dalai Lama 2003 “A Collaboration between Science and Religion” (http://www.dalailama.com/page.102htm, 2009.4.17).

また、引用文献は、著者のアルファベット順、つぎに刊行年の昇順、同年はabcを付し、並べる。

2-2-9 図及び表の作成要領

一般に、図は全般的な傾向を示すのに便利であり、表は具体的な数値・データを簡明に示すのに適している。

(1)図・表は著者の原図・表(完成図)から印刷の版を直接作成するので、鮮明なものでなければならない。不鮮明な場合は再提出を求められることがある。 解像度は 300dpi を基本とする。
(2) 図には図1、図2、Fig.1、Fig.2、表には表1、表2、Table 1、Table 2のように通し番号を付ける。
(3) 番号・説明などは、図についてはその下に、表についてはその上に書く。
(4)表の中の文字の大きさは、テンプレートファイル(A4判)を使用した場合は9ポイントを目安とする。

2-2-10 文字の大きさ及びフォント

【テンプレートファイルを利用する場合】

Microsoft Word

 ・タイトル (ゴシック体 20ポイント)
 ・サブタイトル (ゴシック体 16ポイント)
 ・著者名 (ゴシック体 14ポイント)
 ・タイトル(英)(Times New Roman 14ポイント)
 ・著者名(英)(Times New Roman 14ポイント)
 ・キーワード 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・キーワード (明朝体 10ポイント)
 ・論文要旨 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・論文要旨 (明朝体 10ポイント)
 ・英文要旨 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・英文要旨 (Times New Roman 10ポイント)
 ・脚注 所属 (明朝体 10ポイント)
 ・章 見出 (ゴシック体 12.5ポイント)
 ・節 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・本 文 (明朝体 10ポイント)
 ・図 説 (ゴシック体 9ポイント)
 ・表組タイトル (ゴシック体 9ポイント)
 ・表組本文 (明朝体 9ポイント)
 ・付記・謝辞 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・付記・謝辞 (明朝体 10ポイント)
 ・註 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・註 (明朝体 10ポイント)
 ・引用文献 見出 (ゴシック体 10ポイント)
 ・引用文献 (明朝体 10ポイント)
 ・引用文献 英語表記 (Times New Roman 10ポイント)

2-3 校正

原稿は、完全原稿とし、原則として著者校正は行わないものとする。

2-4 既発表の業績との関係

投稿論文に内容が関連・一部重複する既発表の業績がある場合には、論文中にそれを明示し、重複点と相違点を明示しなければならない。査読の結果、上記について疑問点が生じた場合に、編集委員会より問い合わせを行うこと、投稿論文と内容的に特に関係の深い、同一著者による既公刊論文(著書や印刷中のものも含む)の提出を要求することがある。

3.著作権

 本機関誌に投稿された論文等の原著作物の著作権は著作者に帰属するものであり、その原著作物の利用は著作者から本学会に対し許諾されたものとする。また、その許諾には現著作物を電子的手段により開示利用することも含まれている。
 本誌に掲載された編集著作物の著者自身による編集著作物への転載、インターネット上での公開、翻訳については、『宗教と社会』の版面をそのまま使用するのでない限り「宗教と社会」学会への許諾申請は不要とする。なお、転載等にあたっては本誌初出である旨を明らかにすることとする。

4. テンプレートファイルのダウンロード

以下のリンクを右ボタンでクリックし、メニューからダウンロードを選択してください。