田村貴紀 1997「インターネットの宗教情報: その可能性と危険性」『宗教と社会』3: 119-136。
宗教関連ホームページを10の機能に分類ししたうえで、その可能性と危険性に
ついて検討する。可能性については、従来マスメディアを利用できなかった団体や個人に
自己表現の道を開いたことを挙げ、また個人的な宗教行為、日常的な所作
としての利用において、宗教的感性の変容が問い直されることになるとする。
危険性については、政治的な緊張の発生と情報公開の衝撃を挙げる。
(Wed Nov 18 10:20:30 1998 Hiroyuki KUROSAKI)