池上良正・中牧弘允編 1996 『情報時代は宗教を変えるか: 伝統宗教からオウム真理教まで』東京: 弘文堂。
「宗教と社会」学会第3回学術大会(1995年6月)において開催された シンポジウム「情報時代は宗教を変えるか?」をもとに、あらたに資料と コラムをくわえて編集されたもの。シンポジウムは「布教・教化の手段の 変化」・「相互影響のスピードアップ」・「国際化・グローバル化の進行」・ 「秘儀の喪失」を議論の軸として進められた。 資料とコラムには、宗教教団のニューメディア利用に関する調査資料と、 オウム真理教のパソコン通信、パソコン通信における「電子縁」、 東南アジアの華人社会の宗教と情報伝達に関する論考が収められている。
(Fri Jul 10 16:28:46 1998 Hiroyuki KUROSAKI)